ぜんぶ、教室。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日エアコンがようやく届いたわけですが、どうやらそろそろ夏は終わりを告げる気配です。
夜の蝉の鳴き声は秋の虫の音に変わり、コンビニには朱色をしたビールの缶が並び、そして空にはうろこ雲。

子供たちの夏休みももうすぐ終わりですね。
夏休みはやることぜんぶが学校でした。
山での虫捕りも、近所のお祭りも、友達の家のお泊り会も。

僕は勉強が苦手です。
学ぶことは好きなんですが、いわゆる”お勉強”が苦手。

広い教室で机に座った大勢の生徒たちの前に先生が立つ。
先生は黒板に書きながら説明をし、生徒たちはノートをとる。

別にこのスタイルが悪いというわけではなく、ただ僕は苦手でした。

僕が座学が苦手なのは話を聞いてるうちに、途中で質問をしたり会話をしたくなっちゃうんです。
疑問があっても大人数の教室だとなかなか質問ができない。
そうすると自分で勝手に考え始めてしまって、いつのまにか先生の話を聞いてなかったり。
思っていることがあるのにじっと椅子に座って話を聞いているのなんて耐えられなかった。
そういえば、よくおしゃべりをして怒られてました。

社会人になると、打って変わって座学よりも会話しながらの勉強が多くて、学ぶことが楽しいです。
何も椅子に座って授業を受けるだけが勉強じゃないんですよね。
夏休みは生活のすべてが教室で、質問もできれば会話もできる。
自分のペースで自分の興味あることを学ぶことが出来たし、すぐにそばにいる人と会話も出来た。
楽しかったなぁ。

学校の勉強といえばさっきのようなスタイルが多くて、それが苦手だと”勉強が苦手”ってなっちゃう。
学校の成績が悪い子だって、夏休みは教室を飛び出して色んなことを学んでた。

そんな子供の頃に沢山のことを学んだ、夏が終わっていきますね。
今年の夏も、ありがとう。また来年。

ウチヤマケンイチ
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