言いづらいこと。
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
自分が悪いわけではないんだけど、なかなか言いづらいことってあります。
例えば、飲食店で注文したものと違うものが出てきたとき。
ほかにも買った商品の箱がつぶれてたときや、電車で隣の人のイヤホンの音漏れがうるさいとき。
そんなとき、それをちゃんと相手に言うか、それとも言わないか。
先日、バーでアプリコットビアーを頼んだところアプリコットミルクが出てきてしまいました。
その時はミルクのほうもおいしそうだったし、マスターがとても良い人だったのでそのまま美味しくいただきました。
うってかわって、エアコン設置の仕上がりや、リフォームの仕上がりがいまいちだった時。
どちらもさんざん目の前で頑張ってもらった後だったので言うのは勇気がいりましたが、ちゃんとやり直してもらいました。
おかげで満足いく仕上がりになって、今となっては言ってよかった。
言うか、言わないか。
結局はこだわりの度合いとか、その人の性格とか、かかってる金額によりますね。
そう、プライベートであればそんな感じで本人が自由に決めればOKです。
ただこれが仕事となればちょっと違うと思うのです。
相手が良い人だからとか、被害は少なかったからとか、言いづらかったからと見過ごしていたら仕事にならない。
どんなに言いづらいときでも、面倒な時でも、そこで相手にもうひと頑張りしてもらうのも受領する側の仕事。
もちろん人間なのでついついやり過ごしたくなるのですが、仕事の質を高めるためにグッと力を絞って言うのです。
プライベートなら、言わないで損するのは自分。
でも仕事で言わないで影響を受けるのは仕事の質。仕事って自分だけの持ち物じゃないです。
いろいろと偉そうに色々書きましたが、ぜんぶ自分に向けて。いまいちど。
受領するときも、提供するときも、どちらも手を抜かない。
受領する側であればちゃんと相手に要望を伝えて、やり直してもらって、質が低いことを相手のせいにしない。
提供する側であればちゃんと相手の要望をくんで、「本当はこうしたかったのに・・・」って思いをさせない。
頼まれた通りにやるだけでもぜんぜん合格じゃない。なのに相手が不満を持つようじゃダメダメだ。
相手には分からないこと、自分の仕事の範囲ではないこと。そんなこともちゃんと自らこだわれるようにならなきゃな。
いまいちど。
ウチヤマケンイチ
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