折り紙。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

こないだ、ひさしぶりに折り紙を折ってみました。

送られてきた、きれいなダイレクトメール。
内容に興味はないものの、きれいな紙を捨てるのはなんだかもったいないなーと。
そんな風に思っていたらなんとなく、手が折り始めていたのです。

小学校の頃の話。
下校する時、どうぐばこから1枚折り紙を取り出す。
そして友達にも折り紙を用意してもらって、そして一緒に折りながら帰ってました。
なんで下校しながら折り紙なのかは今思えば謎ですが、きっと楽しかったんでしょう。

随分と久しぶりに折り紙をしてみると、これがものすごくクリエイティブな行為だということに気づきます。
一枚の紙をただ折りたたんで形を生み出していくから、できる形にはものすごい制約がかかる。
別の紙を貼っつけたり、切込みを入れたりすれば簡単に出来そうな形も、折るだけではなかなかうまくいかないのです。

じゃあどうすればうまく思い描いた形になるのかを何度も考える。
そのうちに折り紙はへろへろになって、またまっさらの折り紙を1枚取り出して次こそうまくつくる。
そんな制約の中で形をつくっていくことがすごくおもろかった。
また開けば一枚の正方形の紙になるから美しい。だから貼ったり、切ったりはしなかったのです。

そう考えると 今やっているデザインの仕事も、子どもの頃に夢中になってた折り紙もなんだかすごく似てる。
なんだか、ずっと同じようなことをしている気がします。
結局、人が好きだと思うことなんてずっと変わっていないのかもしれません。
今度はちゃんとした折り紙を用意して、いろいろ折ってみよう。

リリィに教えてあげて、一緒に遊んでみよう。

ウチヤマケンイチ
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