くやしい思い。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

くやしい思い。
最近、あんまり感じてませんでした。

昨日ね、本気でくやしがってる人たちを見かけたんですよ。
この1ヶ月間、学生たちが一生懸命考えてきた新規サービス提案のコンペでのことです。

負けてしまった子たち、ほんとうにほんとうにくやしそうだったんです。
それまでの和やかな雰囲気とはがらりとかわり、結果発表をした後の会場はしんと静まり返ってました。
たくさん人がいるというのに、物音ひとつなくびっくりするくらい。

いつから僕はくやしがらなくなっちゃったんだろう。
仕事をしていると自分の提案を却下されたり、勝負に負けることは多々あります。
そうなるといちいちそれに落胆していては前に進めず、気が付けば負けることにも慣れちゃった。
きっと、そうしてくやしいという思いをあまり感じなくなっていたんじゃないかなと。

最近の僕が何かで負けたときに思うこと。
それは、俺は他にこれを持ってるとか、いや前回は勝ったからとか、この勝負は別に勝たなくていいとか。
なんだか、そんなこと。そんな風に別の居場所や既に持ってるものに寄り添う。

大人になれば、良くも悪くもそれぞれに自分のレベルや居場所ってものを理解してきます。
いろいろと言い訳もできるし、部分的には評価もできる。
学生さんって大人に比べればまだまだ何も持っていない。
だからみんな同じ土俵にいて、負けたことに対してものすごくピュアにくやしさを感じてる。

残念ながら僕が担当したチームも負けてしまいました。
僕は特に何をしてやったわけでもないのですが、実は彼らの後ろに座っててこっそり僕もくやしかったんですよ。
本気で頑張ったもんね。

前にも書いたうらやましさとくやしさのこと。
あらためてもっと、もっと、くやしい思いをしないとな。

さて、今日はこれから姪っ子リリィのダンスの発表会に行ってきます。
ちんちくりんだったリリィがもう人前でお遊戯をするようになるとはね。
ひさしぶりいのリリィに会うのが楽しみ。では行ってきまーす。

ウチヤマケンイチ
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