今日に限って。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日に限って、というやつ。なんだかちょくちょく起こる気がします。

例えば、なんでわざわざ来た時に限って、臨時休業なんだとか。
なんで白いシャツの日に限って、こぼしちゃったんだとか。

今夜は渋谷までごはんを食べに行きます。
普段は休日に横浜から出ることなんてほとんどないというのに、そんな今日に限って強い雨が降ってる。

先日も知人と人の話をしていたらその人がすぐ横にいてびっくりしました。
二年前に1度だけ会った人の話。
それからその人の会うことも、話題にすることもなかったというのに。
別に悪口を言っていたわけではないですが、なんで話題にしているときに限って横にいるのかと。

でも、そんな○○に限ってというのはどうやら人の思い込みみたいなんですよね。
起きた出来事の記憶のことをエピソード記憶と言うそうです。
そしてエピソード記憶というのはあまり起こらないレアケースのほうが強く印象に残るらしいのです。
それによって、脳は強く印象に残った記憶をよく起こることだと勘違いしてしまうみたい。

そう言われれば雨も出かけない日にだってたくさん降ってるし、出かける日に晴れてることも多い。
でもそんなことはわざわざ覚えていないんですよね。
さっきの噂をしてたら居合わせた話も、よく考えたら理由があった。
その時は知人が働いてるお店でその話をしていたのですが、その二年前に会った人というのはその知人の知り合いでした。
だからこそ知人の店に行ったことでその人が久しぶりに話題になり、その人も知人がいるからその店にいたってわけ。

結局、世の中で起こっていることはきちんと理由があって、平等なのかもしれません。
そういえば、「○○に限って」と言うときはなんだかネガティブな感情のことが多いですよね。
どうせ勘違いするんだったら、自分はラッキーだという風に勘違いしたほうが良さそうです。

あぁ、昨日もあんだけ泥酔したというのにきちんと家に帰ってこれたなんてラッキーだ。

ウチヤマケンイチ
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