補助線。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

補助線。
数学の図形問題で出てくるやつです。
僕はこの手の問題が大好きでした。

複雑に見える図形に鉛筆でただ一本線を書き加えるだけで、急に見えなかったものが見えるようになる。
この謎解きのような、パズルのような感覚が楽しかった。

なにかをきっかけにそんな補助線が引かれて、視点が変わるということはよく起こります。
何かをできる人と、できない人の差。
そこには様々な程度がありますが、こんな補助線のひき方を知らないだけのことも多いような。

いま、エンジニアさんに向けのデザイン講座を開催しています。
「あなたは何も知らないでしょう」といきなりむつかしいことを教えるのではなく、まずはそんな補助線があることを伝えてみる。
すると、そんなちょっとしたことがきっかけで、自ら気づけるようなこと。
そんなものって、たくさんあると思うんです。

だから僕はとにかくたくさん補助線を見せてみる。
そんな講義をしたいなって思ってます。

そう言えばブログを書いてて気づいたこと。
子どもの頃、将来なんの役に立つんだなんて言われていたものが33歳になった今の土台になってます。
小学校の頃に夢中で取り組んだ数学の図形問題の考え方も、僕のデザインにとても影響を与えている気がするのです。
もう子どもの頃の記憶は断片的にしかありませんが、やっぱりずっとつながってるんだなと思うのでした。

久しぶりに図形問題を解きたいな。

補助線をひいて解く図形問題

補助線をひいて解く図形問題


※画像はあんのん塾様からお借りしました。

ウチヤマケンイチ
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