令和3年1月8日に考えたこと

勝手にハードルを上げて、できっこないと思ってしまう

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近ようやく、少しずつ将棋で勝てるようになってきました。あることに気づいたのが大きかった。
それは、相手の王様を詰むには、必ずしもその周りにいる金やら銀やらを全部どける必要は無い、ということ。

これまではしっかりと王様を囲われていると、そこを突破するイメージがまったくできなくて、端から半分諦めていたのです。
でも実際には周りにある駒を全部どける必要はなく、隙のあるところを狙ってとにかく王様1つを倒せば勝てる。周りの兵士は別にほとんど残っていても良いわけです。

要するに、実際にやらなきゃならないことよりも勝手に難しいことを想像していたわけです。
こういう思い込みってよくあると思うんですよね。勝手にハードルを上げて、こんなのできっこないと思ってしまう。

とはいえ、これは仕方がないことだとも思っていて、自分が取り組んでいる問題が何なのかを把握することもまた、練習の中で分かること。
ひとつ言えるのは、できないこと、難しいことがあったとしても、自分にできるのかできないのかを勝手に決めず、とりあえずしばらくやってみることかなと。
繰り返しやるうちに、越えるべきハードルの高さもぼんやりと見えてくるものです。その時は越えられないとしても。

ちなみに更に進めていくと、今度は「やっぱり思っていた以上に難しい」と思う瞬間がやってくるはず。そう思えたらきっと次のステージだな。

ウチヤマ ケンイチ