令和3年3月2日に考えたこと

集中、緊張、焦りには、重なる部分が多々ある

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

将棋の対局を終えたら、簡単に振り返るようにしています。
勉強や仕事、趣味なんかでも、振り返りをしている時が一番伸びると思うのです。

いざ振り返ってみると、自分で指した手筋にも関わらずよくこれに気付けたなと感心することが結構あります。
それとは逆に、なぜこんなことに気付かなかったんだろうと、ありえない見逃しに悔しい思いをすることもある。

たぶん、集中しているときとリラックスしているときでは見えるものが違うんでしょうね。
頭を使わなくちゃ思い浮かばないような工夫した手は集中しているからこそ見つけられるし、当たり前すぎる見逃しもそんなときに起こる。

集中、緊張、焦りというのは別物のようでありながら、重なる部分が多々あると思うのです。
それらが良い方向に出れば良い手が見つかるし、悪い方向に出れば大ポカをしてしまう。

少し緊張しているくらいの方が力を発揮しやすいと聞いたことがあります。
サッカーなんかだと、2対0で勝っているときの方が1対0のときよりも危ないことがあるんだそう。

緊張感というのは、なにも将棋の対局やスポーツの試合みたいな特別な場面だけに関係するものじゃないと思うんですよね。
たとえば、朝の時間が無いときなんかは、普段よりテキパキと動けたりするものです。

最近は緊張感もすっかり無くなりました。だからか、大きな失敗をしない代わりに大したこともしてないな。

ウチヤマ ケンイチ