令和3年4月17日に考えたこと

ある程度ルールが決まっていた方が取り組みやすい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

抽象画を描き始めてから、もう既に小さな作品が5枚できあがりました。
短い時間で遊びで描いただけですが、あえて作品と呼びたいと思ってます。その方が愛着が湧くしやる気も出る。

難しいことは考えずに思うままに描くのは想像以上に楽しくて、なんだか子どもの頃に戻ったようです。
計画もせず、評価とかセオリーも気にしないことなんて久しぶりです。たまにはこういう時間も必要だなと思いました。

ただ、なかなかこのやり方だけをずっと続けるのは厳しい。やっぱり大人というのは、ある程度ルールが決まっていた方が取り組みやすいわけです。
そこで自分の撮りためた写真をモチーフにしようと考えていますが、これに加えて、抽象画の技法をひとつずつ試していこうと思ってます。

自由に見える抽象画にも、描き方のパターンというのがあるんですよね。
「この写真をこの技法で描く」というルールがあれば、より絵を描くことに集中できる気がするのです。

何をしてもいいという完全に自由な状態というのは実は自由とは言えない。
スポーツだってルールがあるからこそ、その中で個性や自由さを発揮できると思うのです。縛りが無いと破綻してしまうんですよね。

ということで、これから自分の写真と技法の組み合わせパターンをどんどん試していこうと思います。
手順が具体的になって嬉しい。そしてたまにはまた、思うままに描くこともやりたいな。

ウチヤマ ケンイチ