令和3年4月18日に考えたこと

駒を並べるのは手間ではなく実は楽しいこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

将棋で強くなるためには詰将棋が大事ということで、以前詰将棋の本を何冊か買ったのです。
ただ買ったはいいものの、本よりアプリの方が便利なんじゃないかとそのままにしてました。

実際の駒と盤だと問題の通りに駒を並べたり、本をめくったりしなくちゃならない。解説もアプリの方が便利かなと。

ただ先日新しい駒を買ったのをきっかけに、駒と盤を使って詰将棋の本を解いてみたんです。するとこれが想像以上に楽しい。
駒を並べるのは手間ではなく実は楽しいことで、指したときの音とか、駒の手触り感もなんとも心地よい。
便利さはたしかにアプリの方が上かもしれないけれど、実際にやってみないと分からないことってあるものです。

そういえば、人と対局するときもアプリの盤の方が良いんじゃないかと思ってたんです。
持ち時間も測ってくれるし、指せない場所に指してしまうミスも起こらない。一番大きいのは後から棋譜の確認ができることです。

ただ、どうやらカメラで撮影することで棋譜を記録してくれるアプリがあるようなのです。
駒と盤を使う体験としての楽しさと、情報を管理するアプリの便利さ。こういうテクノロジーってなんとも素敵だな。

少し前から自分がデザインするサイトにも、体験としての楽しさや心地よさを入れていきたいと思うようになりました。
便利だけれど味気ないという、そんな方向にいってしまうのはいやだな。

ウチヤマ ケンイチ