令和3年4月19日に考えたこと

自分の感覚はどれくらい当てになるものなのか

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

将棋には飛車と角行という大駒と呼ばれる駒があります。他の駒に比べると動ける範囲が広く、とても強い駒です。
そうなると当然大駒を取られないようにするわけですが、実は大駒よりも小駒2枚の方が強いというケースがあるんです。

自分の駒が取られる代わりに同時に相手の駒を取ることができるシーンがありますが、その場合、駒の組み合わせ次第では大駒を渡してでも小駒が2枚取った方が有利になる。これが僕の感覚とはまったく違っていました。

感覚と実際が違う。当然、素人の僕の感覚よりセオリーの方が正しいはずで、今では感覚ではなく知識で有利になるように指すようにしています。
感覚と実際が違うといえば習っているゴルフもそう。自分の感覚でフォームを修正していたら、どんどん間違った方向に進んでました。
一方、トレーナーが良いと言ってくれたときは、僕自身は実はピンときてない。それは僕の感覚が間違っているからなわけです。

何かを新しく覚えたり、習うとき、まず自分の感覚はどれくらい当てになるものなのかを意識しておいた方が良いと思うのです。
意識をしないとつい自分の感覚に左右されて、練習を繰り返すたびに悪い方向に進みかねない。

仕事でも頑張っているのになかなかうまくいかない若手なんかは、感覚がズレているというケースがよくあります。
せっかく頑張るんだから、正しい方向に進みたいものです。

ウチヤマ ケンイチ