令和3年5月14日に考えたこと

もうほんとに可能性しかなくて楽しくなってしまう

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

将棋の対局動画を観ていると、「攻め方が若い」とか「〇〇さんらしい」とか、よくそんな言葉が出てきます。
個人による指し方の違いがあることはなんとなく知っていたのですが、世代による違いとかその時代の流行があったりするというのはなんとも面白い。
つまりこれは、1つの決まった答えがあるわけではない、ということですよね。絶対的な答えがあるなら流行や世代による差は出てこないと思うのです。

これは将棋を知る人からすれば当たり前の話なのでしょうが、素人目には将棋にはある一定の答えのようなものが存在しているように思っていました。
デザイン、ファッション、食べ物なんかには流行もあるし、人によって好みも分かれる。それは人によってそもそも正解が違うからだと思うんです。

ただ勝負事というのはなんだか1つの答えがありそうに見える。特に将棋は限られた盤面で、限られた駒を使って行うし、勝ちの基準も明確に決まってるわけだから。
でも、それでも、実際には勝ちへの道筋は無限にあるみたい。

そう考えると仕事や人生というのは、もう果てしなく自由だと思うのです。
将棋みたいに対局で王を詰ますという絶対的な基準すらなく、利益以外にやりがいとか社会貢献とか、誰かのため働いたり、安定を求めたり。

勝ちの基準そのもの自由にを見いだせるなんて、もうほんとに可能性しかなくてなんだか楽しくなってしまうのでした。

ウチヤマケンイチ