令和3年5月27日に考えたこと

他人の評価の方が正しいなんて、おもしろいもんだ

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

数ヶ月前に一区切りしたデッサンですが、忘れないようにと、ここ数回またデッサンをしています。
それを何人かの先生に見てもらったのですが、どの先生からも以前より上手になったと言われました。

謙遜ではなく、自分ではそこまで変わったという手ごたえは無く、なんとも不思議な状態です。

先生たちはデッサンを見て、僕の上達の度合いを判断をする。
一方で僕自身は描かれたデッサン以外に、描いている最中に考えたことや感じたことも、その評価に影響してる。

「むつかしい」とか、「うまく描けない」とか、「形が分からない」とか、僕はいつもそんなふうに悩みながらデッサンをしています。
すると、できあがった絵のレベルはさておき、「これまで通りむつかしかった」という評価が強く残るんですよね。たぶん。

もしかすると、先生の言ってくれた通り僕のデッサンは変わってきているのかもしれません。
自分の絵のことだけれど、分からない。いや、自分が描いているからこそ、分からないんだと思うんです。

なので、ひとまず、上達したと言ってもらったことは素直に喜んでおこうと思います。
客観的に自分のレベルをを知っておくことは、それはそれで大切だと思うのです。

そういえば僕が誰かにデザインを教えるときも、本人は気付いていない変化や特徴に第三者の僕だからこそ気付けることもある。
他人の評価の方が正しいなんて、おもしろいもんだ。

ウチヤマケンイチ