令和3年5月31日に考えたこと

とりあえず僕は解析ソフトを使って初段を目指します

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日、パソコンに将棋の解析ソフトを入れました。
それを使えば自分の対局をダメだったところや、そこでどう指すべきだったのかまで教えてもらえます。いわば先生のような存在です。

これは解析ソフトが格段に賢くなったことにより実現できたこと。プロ級の実力者から24時間いつでも自分自身の対局に対してアドバイスがもらえるなんて、ほんと革命的なことだと思います。

これだけすごい環境が誰でも無料で導入できることに感動する一方で、そういう環境下で人間が将棋が強くなることになんの意味があるのだろうと、ふと冷静になってしまうこともあるんです。
いわばネットで調べればすぐに出てくる情報を人間の頭で暗記することにどれだけ意味があるのか、そんなことに似ているかもしれません。

もちろん将棋の場合は人と人が行う勝負という部分に楽しみがあると思うのです。ソフトはあくまで人間が強くなるための道具にすぎない。
これは自動車より遅くてもオリンピックの100メートル走に感動することや、いくら正確であろうとも機械の演奏より生演奏に感動することなんかに似ているかもしれません。

機械に負けてしまうこと、人が介入する余地が減っていくこと、それをどう捉えるかは解釈次第なんでしょうね。
とりあえず僕は解析ソフトを使って初段を目指します。最高のデザインがすべて自動でつくれるようになったら、さて僕は何をしよう。

ウチヤマケンイチ