令和3年8月5日に考えたこと

緊張感を持ちながら余裕もある状態

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

緊張感を持つことって大事ですよね。
仕事なんかでも慣れてくると次第に緊張感が無くなって、そうなるとミスも増えれば、成長も止まって、なにより本人も本質的に楽しくないと思うのです。

一方で、余裕を持つことも大事。
常にギリギリの状態ではこちらもまたミスが増えそうだし、周りに対しても迷惑をかけることになると思うのです。若手の頃、先輩や上司の余裕がどれだけ心強かったか。

一見すると、余裕と緊張感ってなんだか相反することのようにも思えるんですよね。緊張感を持ちながら余裕もある状態って、はたしてありえるのか。

緊張感を持つというのは、真剣で、誠実で、真摯な状態と言い換えられるかもしれません。油断をしてない状態、人や物事をなめていない状態とも言えそう。
こうして言い換えると、普通に真剣でありながら余裕を持つことはできるだろうし、誠実でありながら余裕を持つことも当然成立しそうです。

そして余裕というのは優しさとか、柔軟さとか、そう言い換えられる気もする。
そう考えるなら他人に対する余裕と自分に対する余裕とでは意味合いは随分と変わってくるのかもしれません。

もしかすると余裕って他人に対しては必要だけれど、自分に対してはそこまで必要がないのかもしれない。緊張感を無くしてしまうくらいなら。

言葉の定義や解釈は色々とできるけれど、とにかくちゃんとした人でありたい。むつかしいけれど。

ウチヤマケンイチ