令和3年8月16日に考えたこと

外野が正論を言っても意味が無いなとも思う

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

横浜市は今日から40歳以上がサイトでワクチンの予約ができるみたい。ということで特設サイトにアクセスしてみたのですが、まったく予約が取れません。
ずっと張り付いているのもしんどいので、とりあえず他のことをしながらちょくちょくサイトを覗いてます。

そもそもの問題は枠が足りていないことですが、サイト自体も使いやすいとは言えず、ここもちょっと問題です。
ただ行政や公的なサイトが使いづらいのはよくある話。納期や予算、他にも外からは分からない調整ごとが色々とあるんだろうと想像すると、外野が正論を言っても意味が無いなとも思うのです。

調整が多いプロジェクトは制約と妥協との戦いです。これまで小さなプロジェクトから巨大なプロジェクトまで経験しましたが、純粋に良いプロダクト、使いやすいデザインを追求しやすいのは小さなプロジェクトなわけです。
なので、純粋に自分のデザインの力を試したいと、できるだけ調整ごとの少ないプロジェクトを望んだこともありました。

一方で、しがらみや調整の多い巨大なプロジェクトというのは、その分、世の中に対するインパクトも大きい場合が多いんですよね。
であればそこに飛び込んで、そこで良いデザインを勝ち取る。それができるなら、その方が良い仕事とも言える。

結局は自分が仕事で何をしたいかだな。最近あまり調整ごとをせずに済んでるけど、果たしてそれでよいものか。

ウチヤマケンイチ