令和3年8月17日に考えたこと

子どもの頃って一発勝負が多かった

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日、姪の家に遊びに行ったら机の上に作文用紙がありました。
懐かしい茶色の罫線。どうやら僕が子どもだった30年前とデザインは変わっていないようです。

作文用紙自体は懐かしいのですが、実は毎日書いているこのエッセイはそんな作文用紙1・5枚分の600文字を目安にしています。
以前は文字数を決めずに自由に書いていたのですが、毎日同じ文字数で書いた方が文章をまとめる練習になると思い、数年前に文字数を決めたのでした。

ただ同じように文章を書くにしても、子どもの時の方がずっと難しかったと思うのです。なんせ、配られた作文用紙に一発で書くわけですから。
パソコンなら書いた文章を後から修正できるし、文字数だってカウントしてくれる。とりあえず無計画に書き始めても、それなりにまとめることはできるんですよね。

それが小学生の時は用紙を渡されて、そこに一発勝負で書く。何度も書き直すと汚くなるし、なにより面倒だし。
1文字でも脱字があったりするとその後ろは全部書き直し。なかなかの難易度です。

いま考えると、作文以外にも子どもの頃って一発勝負が多かった気がします。
テストもそうだし、受験もそう。部活なんかも多くは負けたら終わりの勝ち抜き戦だったし、通信簿だって交渉の余地なしの先生からの一発評価。

そう考えると大人って失敗できる機会がいくらでもある。子どもに比べると随分と緩いなぁ。

ウチヤマケンイチ