令和3年8月19日に考えたこと
でもやっぱり奇襲をかけてくる相手はキラい
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
将棋をしていると、たまにハメ手と呼ばれる奇襲を仕掛けられることがあります。
奇襲は対応の仕方を知らないと、それだけで一気にやられてしまうんです。
ルール上は何ら問題が無いわけですが、それでも奇襲を仕掛けられると絶対に負けたくないと思うんですよね。平たく言えば、ムカつくんです。
それにしてもなんでムカつくんだろう。別にルール違反をしているわけでもないのに。理由はいくつか思い浮かぶのです。
ひとつは、なんだかズルい感じがするから。
相手が対応の仕方を知らなければ、それだけで一気に勝ててしまうのが奇襲戦法。実力差があっても結構勝てちゃうんです。ラクして勝とうとしてるように見えてしまう。
ふたつめは、相手をナメてる感じがするから。
どこかおちょくってる感じというか、相手に対して誠意が無いような気がするのです。
でも最初に書いた通り、奇襲戦法というのは別にルールの中でやってること。
別にこちらがその奇襲に対する対応策を勉強しておけば済む話で、結局、負けてしまう理由は自分の準備不足、実力不足なわけです。
スポーツなんかでも相手を挑発したりと心理的に優位をとることがあります。
そういう選手は正々堂々と戦う選手に比べると悪者にされがちだけど、これも作戦だと考えられば批判することはできない気がするのです。
でもやっぱり奇襲をかけてくる相手はキラい。理屈じゃない部分もあるよなぁ。
ウチヤマケンイチ