令和3年9月7日に考えたこと

増幅装置になる場というのがある

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
僕は新卒でリクルートという会社に就職しました。リクルートでは本当に数多くのことを学ばせてもらいました。

元々が人材の会社ということもあって、人を育てることに長けてるし、これまでの知見をフレームワークにして共有するのもうまい。
リクルートに入社しなければ今の自分は無かったはずで、他の企業に入社していたらまた随分と違っていたと思うのです。

ただ「今の自分は無かった」と言いつつも、まっさらな状態から自分が作られたのかと言うとそうではなく、入社前にもベースの自分はあったんですよね。
いま考えるとその元々の自分を刺激して、さらに強調していく場がリクルートだったような気がします。

似たような人が集まって、似てると言いつつやっぱり違う部分も沢山ある人たちが互いに影響しあい、そういう場が元々の自分の個性を加速させる。
増幅装置になる場というのがあると思うんです。そして増幅されるのは良い部分の場合もあるし、悪い部分の場合もある。

リクルートを離れてからは色々な社外のチームに入って仕事をしていますが、そこは似た者同士ではない分、増幅というよりも新たな発見をする場になっています。
新たな発見は種となって自分の幅を広げてくれる。一方でその新しい自分を大きく育てるには、僕にとってのリクルートのような、似た者が集まっている場が必要なのかもしれません。

なんか、会社員の頃が懐かしいな。

ウチヤマケンイチ