令和3年10月2日に考えたこと
使いもしないのにただとっておくこと
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
いつもは車で帰ってる実家に、今日は久しぶりに電車で帰省しました。ついでに最近歩いてなかった駅から実家までの道のりも散歩。
たぶん10年ぶりくらいに歩く道。社会人になりたての頃にしばらく実家に住んでたんですよね。
10年前も頃も子どもの頃とあまり変わってなかったのですが、いまだにさほど変わらない風景でした。
子どもの頃、もう既に古かった記憶のある建物がいまだに現役で使われていて、たぶん築50年は経ってると思うんですよね。いやいやもっとかもしれない。
たとえば、いま建てられた建物が50年後も使われてると考えると、なんともすごいなと思うのです。そのときもう僕は90歳なわけで。
一方で、まだまだ使えそうな建物が取り壊されてるのを見かけることがありますが、なんとも悲しい気持ちになる。
それぞれに事情があるのでしょうし、たぶん手直しを繰り返すよりも、どこかで建て替えてしまった方が経済的には都合がいいのかもしれません。
建物はおろか服とか物すらまったく捨てられない僕からすると、使える建物を取り壊して新しく建てる潔さには、正直憧れすらあるのです。
合理的に判断して、それを実行できるシンプルさ。
最近はきちんと感謝さえすれば、まだ使える物を処分することはそこまで悪いことではないのかなとも思ってます。
使いもしないのにただとっておくだけというのは、それはそれで良くないかなと。
ウチヤマケンイチ