令和3年10月23日に考えたこと

すべて当てようとしていたこと自体が間違っていた

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

株式投資やFXをしていると、予測を見誤ることがよくあります。
そこでどうすれば先が読めるようになるのかと動画や書籍で勉強するわけですが、すると大事なことに気がつくのです。

ある投資家は予測が7割当たれば良い方だと言っている。たしかにすべて当たらなくても、7割の正解を積み重ねればプラスになる。
また他の投資家は正解するのは3割でも良いけれど、間違えたときはすぐに撤収して、あっていたときは利益を大きく伸ばすべきだと言っている。
たしかに予測が当たる回数が少なくても、そのときのプラスを大きくできれば、小さなマイナスをたくさん出したって結果としてプラスになる。

そもそも株価や為替の動きなんて誰にも分からないわけだから、すべて当てようとしていたこと自体が間違っていたわけです。

割合の話で言えば、全盛期のイチローだって出塁率は5割に届いてないし、他のスポーツだって全勝優勝なんてことはまず起こらない。
最近ハマっている将棋でも無敵の強さを誇る藤井聡太三冠ですら、10局指せば1回以上負けてる。

自分がいま取り組んでいることは、100点を目指す勝負なのか、それともコンスタントに5割超えを目指すべきなのか、その本質を理解することが大切だと思うのです。

ちなみにデザインというのは、数多くの制約の中でベターを積み重ねることが大事だと思ってます。もちろんベストは尽くすべきですが。

ウチヤマケンイチ