令和3年11月1日に考えたこと

株は安く買うより高く買うほうが良い

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

株式投資の大原則は「安く買って、高く売る」だと思うのです。これまでずっとそれを意識してきました。
ただ最近、どうやらこの考え方は必ずしも正しくないということを知って驚いたのです。

「安く買うより、高く買うほうが正解」ということは多々あるんだそう。

さっき「安く買って、高く売る」と書いた通り、株式投資というのは売るところまで終えて完了です。
にもかかわらず、安く買えたときというのはそこからさらに下がる可能性もあるから、そのあとに売るに売れないことがあるわけです。

一方で、高くなってる最中に買った場合はそこから更に株価が上がることが多いから、さらに上がったところで売れば取引を終えられる。
実際にはこんな単純な話ではないのですが、とにもかくにも必ずしも「安く買うほうが正解」とは言い切れないわけです。

とはいえ、もちろん「安く買うこと」も正しいわけで、つまりは真逆のことを言っているのにそのどちらも正しかったんですよよね。

こういう矛盾って、仕事をしていてもよく起こるなと思いました。
意見が対立したり、相手の言ってることが理解できないとき、どちらか一方が全面的に間違ってることって少ないと思うんですよね。きっとそれぞれに正しくて、状況状況で正解が変わったりする。

株は安く買うより高く買うほうが良いという真逆の正解があることを知って、なんだか世界が回転したのでした。

ウチヤマケンイチ