令和4年1月19日に考えたこと

ルールの決め方と守り方って、イチゼロの話じゃない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
学校の制服は必要か。生物学的性別で決められた方を着なければならないのか。そんなテーマをテレビで中学生が考えていました。

そういえば僕が子どもだった頃はランドセルの色は性別ごとに決まっていて、男の子は黒、女の子は赤が当たり前でした。
厳密にルールが決められていた訳では無いはずですが、それを疑う雰囲気は特に無かったように思います。

今の子たちを見ているとランドセルの色はそれぞれ好みで選んでる。知人の子は男の子ながらピンクのランドセルを欲しがってると聞いて、随分と常識は変わったんだなと思ったのです。

性別の話に戻すと、心は女性だからズボンでは無くスカートを履きたいというのも、それは「スカートは女性が履くものだ」という常識が前提になってると思うのです。
動物として本能的に男性はズボン、女性はスカートと決まってるわけじゃ無いと思うんですよね。
つまりはなにを着ても良いじゃないかという話以前に、相手のことを尊重すべきだということだと思うのです。

僕は高校生の頃、制服があるにも関わらずズボン以外は私服を着ていました。当時、実年齢よりも随分と上に見られていたので、制服を着るのがイヤだったのです。
一方で髪の色を派手に染めていたのは、それは単純にちょっと外れたことをしてみたいという気持ちだったような気がします。

ルールの決め方と守り方って、イチゼロの話じゃないよね。

ウチヤマケンイチ