令和4年1月30日に考えたこと

コンスタントに勝つっていうのが、途端にむつかしい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ビギナーズラックという言葉がありますが、あれって実際に結構起こると思うんです。
しかも別に偶然とか迷信とかでもなく、それなりに理由もありそう。

たとえば強い相手と将棋を指していると、初心者の僕の方が指すスピードが早いことがあります。
それはたぶん表面的にしか見えていないので長く考える必要がなく、結果として指すのが早くなるわけです。

強い人は同じ局面でもどう指すべきかと色々と考える。結果、とりあえずで指した初心者の手がそこそこ良かったりすると、段々と強い方が時間的にしんどくなって初心者がラッキーで勝っちゃうわけです。
もちろん基本的には強い方が勝つわけですが、たまにそんな逆転が起こる。

あとビギナーズラックという言葉で思い浮かぶのはギャンブル。こっちも同じようなことが起こることがあります。
上級者は様々な情報を元にどれに賭けるかを考えるわけですが、初心者はよく分からないからとりあえず直感で選んだりする。そして直感で頼りにするのは、1番分かりやすい指標だったりするわけです。

勝負事は相手の裏をかくことがありますが、時に裏の裏をかいたりする。そうすると素直に選んだ初心者が当たっちゃうこともままあるわけです。

もちろんビギナーズラックなんてものは毎回起こるわけでもなく、コンスタントに勝つには経験が必要。
このコンスタントに勝つっていうのが、途端にむつかしいだよね。

ウチヤマケンイチ