令和4年2月10日に考えたこと

もっと空間に対する人の感覚を勉強したい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

VR空間で仕事をしようとここ数日環境を整えています。
最初は違和感のあったVRの映像もゴーグルとあと空間そのものに慣れてきたのか、段々とパソコンやスマホを使うのと変わらなくなってきました。

ただひとつ気がかりなことがあって、それは視力。
今までさえパソコンやスマホを見続けて視力は下がる一方なのに、あんなに眼の近くにあるゴーグル内の映像を見続けたら、なおのこと視力が落ちるんじゃないかと思ったのです。

ただどうやら、視力は悪くなるどころかむしろ回復することすらあるらしい。驚きました。
理由はVR内の映像を見てるのは、「遠くを見ている状態」と同じらしいのです。なにやら焦点距離が関係してるんだとか。
たしかにコンタクトレンズを外すと、近くにあるはずの映像がぼやけるのです。

そういえば以前は、小さなスマホの画面だって、近づければそれは大きなモニターを見ているのと同じなんだと、そう思ってました。
ただ小さなスマホ画面をどんなに顔に近づけても映画館のような迫力は感じない。一方でVR空間内にある巨大なモニターはまるで映画館のスクリーンを見ているような感覚になるんです。
これってきっと、焦点距離によって「これは大きい物体だ」と認識してるんですよね。おもしろいなぁ。

これからもっと空間に対する人の感覚を勉強したい。元々、建築学科出身なわけですが、結局戻ってきちゃったな。

ウチヤマケンイチ