令和4年3月3日に考えたこと

副作用のように手放すことになったもの

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

会社員を辞めてフリーランスになったのが5年前のこと。
以前はできなかったことを始められたり、省けそうだと思っていた仕事をやらなくてよくなったりと、今の働き方には満足しています。

ただそれと同時に、副作用のように手放すことになったものもいくつかあるんです。
例えば、日報で誰かに報告すること。上司や同僚から評価や指摘、あと注意をされること。プレゼンで大勢に説明をすることとかも。

基本的には、誰かを説得をしたり、評価をされたりと、そんな組織で働くうえで必要だったことが無くなりました。
1人で働くようになったので当たり前といえば当たり前の話です。

ただフリーランスとはいえ1人で黙々と作業をするのではなく、顧客のチームに入って仕事をするわけなので、会社員の頃と重なる部分もあるんです。
それでも、役割や立場が変わるわけで会社員時代と一緒というわけにはなかなかいかないものです。

説明にしても、評価にしても、フリーランスの場合は契約が無くなるというよりはっきりした結果が待ってる。だからそれで十分かと思ってました。
けれど結果の分かりやすさはさておき、誰かに説明をする場に立つことや、評価を指摘を面談の場で貰うというのは、それ自体に意味があったんだなとも思うのでした。

また会社員をするつもりは無いけれど、そんな手放してしまったものを取り戻せないかと思う今日この頃です。

ウチヤマケンイチ