令和4年3月8日に考えたこと
練習以上のことは本番ではできない
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
アプリで将棋の対局をしていると、トントン拍子でしばらく連勝することがあります。
これ、自分の調子が良いというのもあるかもしれませんが、どうもそれだけではないように思うのです。もしかすると相手が普段通りの力を発揮できてなかったのでは、って。
そのアプリは画面上には、現在何連勝しているかが表示されます。
僕自身がそうなのですが、例えば当たった相手が5連勝中だったり10連勝中だったりすると、やっぱり意識してしまうんですよね。
「自分がこの連勝を止めてやる」と思うこともあれば、「これだけ連勝してる相手だと自分も勝てそうもにない」と思うこともある。
まぁ、そこまではっきりと意識している訳でもないのですが、どちらにせよ普段通りとはいかずに気負ってしまうのです。
連勝以外に自分よりもずっと強い級位者や段位者に当たったときも同じような気持ちになります。
普段通りを意識しているはずなのに、つい深読みをしてしまって普段通りとはいきません。
相手は格上なので真正面から戦えば順当に負けてしまうかもしれない。であれば「普段通りじゃない」というのは、もしかすると正しい行動パターンなのかもしれませんが、結局のところ最もパフォーマンスを発揮できるのは普段通りだと思ってます。
よく練習以上のことは本番ではできないと言われますが、普段通りがベストというのは、そういうことなんだろうな。
ウチヤマケンイチ