令和4年3月9日に考えたこと

あの人がやることなんだから正しいのかも

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日書いた、相手によって普段通りの力が発揮できないというやつ。
こうなってしまう背景には、相手の方が上だからきっと相手の意見の方が合ってそうだという、そんな考えも入っていると思うのです。

それが正しいこともあれば、ただの深読みということもある。
そしてそんな深読みは、深読みした側が力を発揮できないだけじゃなくて、深読みされる側にも影響があると思うんです。

仕事においても社会においても、ポジションが上がるにつれて指摘や注意をされる機会は減っていくものです。
それはシンプルに上下関係というものも影響しているでしょうし、さっき書いたような「あの人がやることなんだから正しいのかも」と思われる部分もありそうです。
そしてそれがどんなにズレたことであろうとも、誰もそれを止めてくれなくなるとかなり悲惨。裸の王様ってやつです。

打ち合わせなんかで同じアイデアが出たとしても、若手のアイデアの場合と社長のアイデアの場合はやっぱり周囲の反応は違うと思うのです。
当然、経験のある人の発言に重きをおくのは打率を考えると正しい行動なのかもしれませんが、実際には経験者が間違えることもあるわけで。

だから「それ間違ってませんか」と率直に言ってもらえるようにしておかないとね。
歳を重ねたり、偉くなってからもみんなからいじられたり注意されてる人って、本当の意味で尊敬されてる人な気がするよ。

ウチヤマケンイチ