令和4年3月28日に考えたこと

カタカナ文字ならではのニュアンス

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
ビジネスで使うカタカナ言葉が、SNSで否定的にシェアされていました。

アポ、エビデンス、クロージング、コンセンサス、ファシリ、リスケ、ローンチ、などなど。
こんな言葉を使ったら嫌われるとか、イキってる人が使うと書かれていて、その投稿者のフォロワーさんたちも同意してました。

僕が日頃働いてる界隈ではこれらの言葉は普通に使われていて、カッコつけて使ってる人は多分いません。
当たり前の言葉すぎて忘れて使っていたのですが、そういえば横文字を嫌う人もいるんですよね。

否定派の人たちは、相手が分かる言葉を使えと言っていました。確かにこれはその通りで、デザインにおいても相手に伝わる言葉を使うというのは大切です。
一方で、自分が使っていない言葉だからといって、その言葉そのものを否定するのは違うと思うのです。
言葉はあくまで道具。言葉そのものには別にカッコをつけるもなにも無く、結局のところその言葉をどう感じるのかは環境とか慣れによるんじゃないかなって。

ちなみに僕らがこれらの横文字を使っているときは、カタカナ文字ならではのニュアンスが含まれている気がします。
アポを約束、リスケを予定変更と言い換えてしまうとなんかちょっと違う。

言葉にしても文化にしても、馴染みが無いものはおかしく見えてしまいがち。それを一方的に否定するのは危ないな。
この話、そういえば前にもした気がするわ。

ウチヤマケンイチ