令和4年4月3日に考えたこと

たまに違ったやり方や考え方を取り入れること

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

これまでずっと持ち時間が合計10分のルールで指してきた将棋を、1手10秒のルールに変えてみたのが先日のこと。
変えてからずっと同じルールで指しているのですが、先日ちょっとだけ元のルールで指してみたんです。そしたらなんか、強い相手に勝てちゃったりしたのでした。

10秒以内で指すというルールには2つの面があって、1つは10秒以内で指さなければならないということ。つまりは長考ができない。
そしてもう1つは毎回10秒までであれば考えられるということ。つまりは1、2秒で指す必要はない。

持ち時間が全部で10分の場合は、考えどころに時間を残しておくために多くの局面では深く考えずに1、2秒で指してきたんです。
それが毎回10秒を使って考えるようになり、様々な手がストックできたんですよね。

僕は何かをやるとき、1つの方法にリソースを集中させる方が効率が良いと思っています。
ただそこに、たまに違ったやり方や考え方を取り入れることで、これまでしつこく同じ部分を強化してきたものが更に良い具合に再構成されると思うのです。

そういえば、なかやまきんに君がジムで使いたいマシンが空いていないときは、あえてルーチンを守らずに普段とは違う順番でトレーニングをすると言ってました。
そうすると新鮮な刺激が得られて、実は結構良い作用があるんだとか。なんだかそれに通じる部分がある気がします。

ウチヤマケンイチ