令和4年4月19日に考えたこと

唯一の答えを見つけようなんてしない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

将棋には色々な勉強法がありますが、初心者が強くなるには詰将棋がかなり有効なんだとか。ということで、久しぶりに詰将棋を始めました。

今やっているのは「3手詰」です。3手詰はまず自分が指して、それに相手が応えて、もう1手自分が指すと勝負が決まるという問題です。これで3手。
最後は必ず自分が指して詰みとなるので、詰将棋の問題は1手詰、3手詰、5手詰とすべて奇数となってます。

ちなみに書籍なんかだと11手詰くらいまで見かけるし、ネットを調べるとさらに長い詰将棋もたくさん出てきます。ようは3手詰というのは初心者向けなのです。
それでも僕にはかなり難しく、答えを出すのにどの問題も随分と時間がかかります。強い人は見た瞬間に答えが分かるので、僕もいずれはそうなりたいのです。

ちなみに詰みに失敗するときというのは、相手が自分の予測とは違う逃げ方をしてしまうんです。こう動くだろうと予想して指したのに、するりと逃げられてしまう。
自分としては答えが見えてたつもりでも、物事にはいろんな選択肢や道筋、可能性がある。詰将棋で1手先すら見えないことで、それを実感できるのです。

仕事の進め方も同じようにいくらでもやり方はあるわけで、そして仕事の多くも相手あってのことだから思いもしないことがよく起こる。
唯一の答えを見つけようなんてせずに、より良いはずの方法を探していくのが現実的だな。

ウチヤマケンイチ