令和4年5月16日に考えたこと

自分の仕事は誰かの役に立ってるのか

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近亡くなってしまった芸人さんのこと、まわりの芸人さんがこんなことを言ってました。
段々と厳しくなったテレビの規制やコロナの流行で、今までずっとやってきた芸がやりづらくなったということが、多少なりとも関係してるかもって。

もし僕もこれまで自分がやってきた仕事を今後は控えてくれてと言われたら、それはかなりつらいと思うのです。
それはこれからの仕事が減ってしまうということもあるし、それ以上に、これまでやってきたことまで否定されてしまったような、そんな気持ちになると思うんです。

仮にですが、「アプリやウェブは人間にとって悪影響があるから今後は禁止」と言われたら、自分がしてきたデザインまで悪者にされた気持ちになる。
もちろんその時その時で常識も価値観も変わるわけで、いまの常識で過去まで否定することは必ずしも正しいとは言えないと思うのですが、自分だったらどう感じるか。

最近、リクルート創業者の江副さんの本を読んでます。創業当時のリクルートの原則には、どんなに儲かることでも社会に貢献できない事業はやらない、というのがあったそうです。
これってただの綺麗ごとではなく、ほんとその通りだと思うんです。長い社会人生活、対価だけでは仕事ってなかなか頑張れないもので、誰かの役に立ってると思うから頑張れる部分は必ずある。

自分の仕事は誰かの役に立ってるのか、いま一度考えてみるか。

ウチヤマケンイチ