令和4年6月19日に考えたこと

単純に自分でかっこいいと思える絵

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

以前からデッサンをしているとき、常に頭のどこかで「どうすれば上手く描けるんだろう」と考えてしまっているんです。
それはそれで大事なことなのかもしれませんが、それは楽しむとか、表現するという感覚とは程遠くて、どちらかというとなにか難しい問題を解いてるような感じです。

絵を習う前は、「自分って絵が上手いかも」なんて思っていました。
それがいざ絵を習いだして本当に上手い人の絵を見たり、正しい描き方を知るにつれ、現実を知ってしまったのでした。

自分は上手いと、ある種の根拠のない自信があったときは、難しく考えることもなく、おそらく自信を持って描いていたと思うのです。
その頃は自己評価が高かったわけで、実際には上手くなかったのに、自分の絵が好きだったし、描いた絵にも満足していたんですよね。

ではいま一度、習ってきたことはひとまず忘れて、自分の絵を好きになれば良いかというとそれも違う気がしていて、結局はまだまだ練習するしかないと思ってます。

元はと言えば、絵が上手くなることもそうですが、なにより本業のデザインの足しになれば良いなと始めたデッサン。
物を見る目を養いたいという狙いは、それがデザインの役に立っているかはさておき、ずっと経験できているのでひとまず良い経験をしてると思ってます。

もっとかっこいい絵が描きたいな。そうそう、単純に自分でかっこいいと思える絵。

ウチヤマケンイチ