令和4年6月21日に考えたこと

一定の割合が働いて一定の割合がサボる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

蟻の集団から働き者の蟻だけを選んで集めると、結局その中から働かない蟻が現れるという話、好きなんですよね。
この話は逆のケースも同様で、働かない蟻だけを集めると今度はその中からよく働く蟻が現れるんだとか。

これはどの個体であるかに関係無く、蟻が集団になると一定の割合が働いて一定の割合がサボるという、そんな不思議な法則の話です。
これって多くの場合、人間の組織にも当てはまると思ってます。

僕は様々な企業やプロジェクトに並行して参加していますが、全く別の組織においても抱えている課題は共通していることが実に多いのです。それは多分、人が集まると一定の法則に従って、それぞれの性格が変化するからだと思ってます。

そんな法則に抗わなければならないからこそ良い組織づくりは難しいのだと思うのですが、もちろん成功例はあるわけで、「結局は誰かがサボるのだ」と諦めてしまってはダメだと思うのです。

そういえば僕自身も、誰といるかによってかなり自分の性格や働きが変化していることに、改めて考えてみると気づきます。
多分こういう変化がそれぞれの人に起こっていて、そして集団として全体で見たときに、なんとなく同じような構成になっているということなんでしょう。

集団によって変化する自分が良いのか、いつでもどこでも変わらない自分が良いのか。そもそもコントロールできることのかも分からない。

ウチヤマケンイチ