令和4年8月4日に考えたこと

上司がすべての答えを知ってるわけではない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

仕事をしていると、他の人が言ったことをそのまま正しいと捉える人がかなり多いように思うのです。
上司や先輩、あと顧客や専門家が言ってることなんかは特にそう。本来は確認すべきことなのに正しいという前提で話が進んでしまうから、後からプロジェクトも、メンバー間の信頼関係も損ねてしまうわけです。

これは相手のことを信じちゃダメということでは無く、みんなで考えた方が上手くいくという話。
そもそも、「誰にも答えが分からないわけだから、皆が仮説で話している」という前提があることも多いもの。僕もそういう場面はよくあるのですが、当たり前だからとそれをわざわざ説明しないこともあるんですよね。
そういう場合、人の意見をそのまま正しいと捉えてしまうと、自分で考えていないとか、主体性が無いと言われてしまうわけです。

当然、上司というだけですべての答えを知ってるわけはなく、難しい仕事では上司や先輩も考えながら進めてるのが普通で、その考えを穴を見つけたり、反対意見をぶつけたりするのは必要なことだと思ってます。だから誰でも意見が言える雰囲気づくりってとても大事。それができてるチームと、できてないチームの差は大きい。

ちなみに立場の高い人が逆に気をつけなくちゃならないのは、自分が誰よりも分かっていて相手の意見よりも正しいと思い込んでしまうこと。僕自身やってしまうので、気をつけてます。

ウチヤマケンイチ