令和4年8月13日に考えたこと

ジタバタしてでもとにかく成功することが大事

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

毎日何局も将棋を指していると、たまに自分よりも強い人に勝つことがあります。
今日も自分より級位が高い相手に勝ったのですが、まだまだ接戦だと思っていたところでなぜか相手が投了しちゃったんです。

もしやと思い対局後にAIを使って対局の流れを分析してみると、やっぱり相手が投了した場面はかなり相手が押し込まれていたのです。
ようはさすが相手は格上で、自分が不利だということに気づいていたわけです。

一方、僕は自分が有利なことに気づいておらず、そこからの攻め方も分からない。なのでそのまま指し進めていたら僕が勝っていたかは微妙です。
では相手は投了したのは勿体なかったかというと、そうとは限らないと思うのです。

もちろん相手が本当に「もう負けた」と思って投了した可能性もあるのですが、そうではなく自分が負けに気づいたのだから投了した気もするのです。美学というやつでしょうか。
もしかすると、このまま続ければ勝てそうだと思いつつの投了だった可能性すらありそうです。

少しの可能性がある限り最後まで粘るのと、自分が負けに気づいたなら相手がどうであれ投了すること、どっちが良いんでしょうね。
どちらか一方のスタイルが正しいということはないのでしょうが、僕はどちらかというと粘るスタイルの方が好みです。

特に仕事や勝負事であれば、ジタバタしてでもとにかく成功することが大事だと思うのです。

ウチヤマケンイチ