令和4年10月28日に考えたこと
1回じゃ分からないことがほとんどだ
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
普段やってる将棋アプリ。持ち時間10分のルールではあと1、2回負けたら降級しそうということで、勉強して強くなるまで対局を控えています。
一方、1手10秒のルールではまだ勝っても負けても級位は変わらなそうなので、今はこっちのルールで対局しています。
以前からこのルールの方が勝率は良かったものの、かたや降級しそうだというのにこちらはなかなか好調なんです。最近では以前はまずあり得なかった、段位者に勝つことももちらほら増えてきました。
段位者に勝てたからといって自分が同じくらいの強さかといえば、もちろんそんなことはありません。例えばその相手と10回対局して1回だけ勝てる、その1回が偶然最初に巡ってきただけかもしれない。
強さというのは部分だけでなく、均してみないと分からないこともあるわけです。
それなのに受験とか、部活の大会とか、あと大人になってからの就職活動なんかでも、人生の大事なシーンというのは意外と一発勝負が多い気がします。
もちろん本番での強さや運みたいなことも含めての評価なのでしょうが、手間の面で何度も確認ができないという大人の事情もあると思うのです。
そういえばリクルートは、面接がとにかく多いと会社だと当時耳にしました。
色んな人が色んな角度から何度も評価する。ここに手間をかけるというのは長い目で見れば正しいことなんだろうなと、今になって思うのです。
ウチヤマケンイチ