令和4年11月18日に考えたこと
直感でしっくりくるかも大切だ
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
僕はこれまで、仕事場も自宅も定期的に模様替えをしてきました。
生活スタイルが変わったり、物が増えたりすると、徐々にそれまでのレイアウトが使いにくくなるんです。
他の理由として、最初から最適な配置じゃなかった、というのがあります。
おもしろいのは最初にしっくりこなかった場合は、しばらくするとやっぱり変えようとなるケースがほとんどだということ。
理屈で考えるとその配置が良いはずなのに、感覚的にしっくりこなかったときというのは、やっぱり後々になって変更したくなるんです。
将棋なんかで瞬時に形勢判断することを大局観といいますが、一時期、仕事でもよくこの言葉を使っていました。
すべてのことを確認しながら進められればその方が成功する可能性は高くなるのかもしれませんが、時間や納期の制約がある以上、そうすることは現実的じゃない。
なので、断片的な情報を集めることで全体を捉えて、それで意思決定をする必要があるわけです。
さっきの家具を配置でしっくりくるかどうかも、この大局観に似ている気がします。
たぶん物を使う頻度とか、使わないときの見え方とか、人が歩く動線とか、そんないろいろなことを含めて瞬時に良し悪しを判断しているんだと思うのです。
それに比べると、人が意識して整理できる範囲って狭いのかもしれない。理屈と感覚、その両方を尊重して判断した方が上手くいくことは多いんだろうな。
ウチヤマケンイチ