令和4年11月19日に考えたこと
試さずに分かったつもりで取りこぼす
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
昨日からパステルを使って絵を描いてます。
パステルというのはクレヨンやチョークみたいな棒状の画材。ちょっと前にアクリル絵の具で絵を描き始め、その後に油絵の具も試してみて、それで今はパステルを試しているところです。
油絵の具もパステルも、使うまではあまり気が進まなかったんです。
それぞれに理由は違うのですが、まず油絵の具はアクリル絵の具よりも扱いが難しいと聞いていたから。なかなか乾かない油絵の具に比べてアクリル絵の具はすぐ乾いて初心者にも扱いやすいらしく、それならとずっとアクリル絵の具を使っていました。
ただいざ油絵の具を試してみると、すぐに乾かないことで混色や削り取りがしやすく、むしろ僕にとっては描きやすい画材でした。
パステルもそう。パステルといえばパステルカラーをまず連想したのですが、であればきっと淡くて薄い色ばかりだろうと思っていたんです。あと、見た目がクレヨンっぽいので、筆とチューブの絵の具で描くことこそ僕の中の絵を描くというイメージだったから、ちょっと違うなと思ってたのでした。
でもパステルもいざ使ってみると、指でこすってぼかすことができたり、筆で削って下に塗った色を出せたり、濃い色もあったりと、まったく想像と違うものでした。今はすっかりパステルと油彩に夢中です。
試しもせずに分かった気になるのはダメですね。いずれは日本画も試さなきゃ。
ウチヤマケンイチ