令和4年11月22日に考えたこと

正解を相手に合わせて変えてみる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

人にはそれぞれ向き不向きがあるし、得意不得意もあると思うのです。
だから自分がうまくいったやり方があったとしても、それが他の人にとっても同じように良いやり方とは限らない。

僕が若手の頃、部署の先輩たちから仕事のやり方を教えてもらいました。
業務の中で師弟関係のように教えてもらうこともあれば、座学で学ぶ場や書籍で学ぶ場もありました。

後になって自分がラッキーだったんだと気付いたのが、そのときに教えてくれたやり方が僕に合っていたということ。
当時はただ単純に、教えてもらったことを実践できている人は努力をしているとか能力があるとか、そう思っていたのですが、それだけでなくそのやり方がその人に合っているかというのも大きな要因だったんだと今になって思うのです。

いざ自分の年次が上がって自分が知っていることを誰かに伝える立場になったとき、詳しく伝えられるやり方はどうしても僕自身が良いと思っていることが中心になってしまいます。
自分とは違うタイプの人には、意識してその人に合わせたやり方を考えてみたり、アドバイスをしようとは思うのですが、どうしてもそこには得意なやり方との差が生まれてしまうのです。

そういえば、名指導者とか名監督と言われてる人たちって、相手に合わせて「正しいやり方」も変えてるんでしょうね。
どうすればそんなことができるのか。とりあえず本くらいは読まないと。

ウチヤマケンイチ