令和4年12月5日に考えたこと

強いとか弱いの基準はなんなのか

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ワールドカップで日本がドイツとスペインに勝ったみたい。
サッカーに疎い僕でも、これがものすごいことだというのはなんとなく分かるのです。

いわゆる格上の相手に勝ったとき、それが奇跡の1回なのか、それとも真の実力なのかと、そんな話をよく聞きます。
他のスポーツにしても、スポーツ以外にビジネスなんかでもそんな逆転はしばしば起こるわけですが、でもその考察自体が結構曖昧な話だなと思うのです。

野球でも100試合以上戦うシーズン中と短期決戦のクライマックスシリーズでは、戦い方もその結果も変わってくるみたい。漫才のチャンピオンを決める戦いでも、チャンピオンはその日その舞台で一番笑いがとれたというだけで、必ずしも一番おもしろい芸人であるとは限らない、という話を聞いたことがあります。

結局、勝負事にはルールがあって、そのルールで勝てば強い。
つまりは「今回の結果はさておき、本当に強いのは・・・」みたいな評価自体が、そもそもあり得ないことのようにも思うのです。
強いから勝つのではなく、勝ったから強いということ。

仕事においても、あの人は優秀であの人はダメみたいな、そんな評価がされるわけですが、それはあくまでその組織やそのプロジェクトにおいてという限定的な話だと思うのです。

ルールや基準が変われば、きっと優秀さや強さは変わってくる。自分に合ったルールで戦うのも大事よね。

ウチヤマケンイチ