令和4年12月6日に考えたこと
減点と加点の仕事があるのだが
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
仕事には、加点の仕事と減点の仕事があると思うんです。
僕の業界でいえば、例えば加点の仕事は、良いプロダクトを作ったり、よりたくさん売ったりすること。減点の仕事は、会議室の確保することだったり、打ち合わせを時間通りに始めること。
加点の方が華やかで分かりやすく、いかにも仕事という感じ。成果が出れば褒めてもらえます。
一方で減点の方は地味で、事務的で、注目されることもあまりなく、抜けがあると怒られる。
たいてい重視されるのは加点の仕事ですが、僕はよっぽど減点の仕事の方が大事だと思っています。
減点の仕事を100%こなしたうえで、加点があると思うのです。実際にはたまの抜けくらいでは大した問題にはならないのですが、信頼の部分で大きな差がつくと思うのです。
若手にレクチャーをするときなんかも1回でも抜けた場合、僕は強めに指摘するようにしています。
1回のミスでうるさく言うなんて、細かくて、神経質で、もっとおおらかに仕事をした方が楽しいとは思うのですが、経験上、ひとつそのままにすると気が緩むのかそのまま続いてしまうことが多いのです。
そんな僕自身も偉そうなことは言えず、時折抜け漏れてしまいます。そこで落ち込みつつ反省するのです。
ちなみに減点の仕事も長らく完璧にこなし続けると、それはその人の特徴となり強みになる。当たり前のことでも完璧に続けられる人って少ないのよね。
ウチヤマケンイチ