令和4年12月18日に考えたこと
アナログは戻せないけどそれもよし
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
ちょっと前から抽象画を描くようになったのですが、なんだか最近楽しいんです。
ある程度枚数を描いてきたからなのか、「こう描こう」という自分なりの軸がなんとなくできてきました。
以前は理由がなければ手が進まなかったのですが、今は描くこと自体が楽しい。
これまで描いた絵はしまったままにしているのですが、今度いくつか額に入れて飾ってみようかと思っています。改めて眺めてみれば、これから描く絵を考える材料になりそうです。
絵を描いてい感じるのは、不可逆のおもしろさ。
日頃、パソコンでデザインをしてるときは、違うと思えば直前の状態に戻せるし、データをコピーして思いついたパターンをすべて試すこともできます。
それに比べて画材を使ったアナログの作業は、その瞬間その瞬間でどうするのかを1つだけ選ばなければなりません。
失敗したと思ってもそのまま描き続けるしかなく、ただそれが意外なことになかなか良い絵になることもあります。
パソコンでデザインをしていたら、失敗したと思ったところで引き返しているから、そういう発見はなかなか無い。
やり直しがきかないのは不便ですが、それと引き換えにデザインでは気づけなようなおもしろい発見も多々あって、アナログとデジタルの違いと、それぞれの良さを実感してます。
仕事でデザインをして、趣味で絵を描く。これで結構、バランスがとれているのかもしれないな。
ウチヤマケンイチ