令和4年12月30日に考えたこと
アリなことが時代が変わってナシになる
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
こないだのMー1グランプリで1位になった漫才が、悪口漫才だったと話題になってました。
ここ数年は人を傷付けない笑いが主流になっているらしいので、そんな中でそういう漫才がチャンピオンになったのはたしかに大きいのでしょう。
僕が子どもの頃に観ていたお笑い番組って、そのほとんどが現代だと何かしらの問題がありそうなんですよね。
好きだった番組を思い浮かべてみると、どれも放送できなさそうです。
ただ、いまの基準で見ると問題だらけでも、当時は多くの人が普通に楽しんでいたわけです。
いま見て酷いことをしている人が当時も非常識でダメな人だったのかというと、それはまた違うはず。
やってる行為は同じでも、世の中の常識や基準が変われば悪人にもなるし、善人にもなるという不思議なことが起こるんですよね。
そして、昔は野蛮で、現代が進んでいるのかといえば、そうとも言い切れないと個人的には思っています。
ただ単純に、その時代その時代で価値観が違うというだけ。それによって良い人も、悪い人も、評価される人も、されない人も、変化するというだけの話かなと。
未来人から見れば、いま僕らが普通にやっている行為の中にありえないことがあるでしょう。それで非常識な人だと言われてしまったら、なかなかつらい。
常識は変わるわけだし、昔や未来の話は、あくまでその時代背景を踏まえないと意味がないと思うのです。
ウチヤマケンイチ