令和4年12月31日に考えたこと
デザイナーはデザインを通じて接客する
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
先日行った忘年会の話。空いた瓶ビールをさげようとした店員さんが「あ、まだ少し残ってるな」とさげるのをやめたんです。
そして別の店では、まだワインが少し入っているグラスをそのままさげていました。
食べ物なんかでも、少ししか残っていない皿は片付ける店員さんもいれば、そのままにしておく店員さんもいるし。中には小皿に移し替える店員さんなんかもいます。
難しいのは、まだ残っているからとさげないことも、もう食べないだろうと考えてできるだけテーブルを整えるのも、どちらも気遣いと言えるところ。
さっきのワイングラスは、既に次のワインを頼んでいたからもう飲まないだろうと判断したのかもしれません。
僕は飲食店の経験が無く客側の経験で想像するだけですが、いざ接客をやることになったら色々と判断に迷いそうです。
よかれと思ってしたことも、自分と相手の価値観が違えば真逆の反応にもなりかねない。しかも初対面の人だったり、集団を相手にするわけで、なんとも高度な仕事だなと思うのです。
僕の仕事は直接色んな人と関わるわけではありませんが、ただ自分がデザインしているアプリやウェブは、それこそ老若男女問わず多くの人たちに使ってもらってます。
それを考えると接客と共通する部分もたくさんあるはずで、もっと人間のことを知ったり、気配りができないとならないなと思いました。
来年もデザイン頑張ります。
ウチヤマケンイチ