令和5年1月2日に考えたこと
それぞれに見えてるものがきっと違う
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
僕が子どもの頃は、年末年始は特別感がありました。
お店が開いていないので食料を買い込んで、あとやってるテレビも違ったり、家に家族が揃っていたり。あとお年玉を貰えたりとかも。
それが今では、ほとんど正月感が感じられなくなってきたと思っていたんです。
店も大体開いている。正月以外でもイベントごとはよくある。時代の変化かなって。
けれど飲食業をやってる友人が言うには、これだけ長い休みは1年のうちで正月だけなので、正月が来たことを実感してるんだとか。
自分が見ているものや生活リズムの中だけで世の中が全体が変わったんだと思ってしまい、なんだか反省したのでした。
人それぞれにそもそもの価値観は違うし、さらに社会における立場や役割が変われば、見えるものはもっと違う。
ここ数年で、物理的には同じ世界でもそれぞれに見ているものはまったくの別物なんだろうなと、以前にも増してそう思うようになりました。
それが分かると、理解できない行動をしている人がいても理解ができる。怒ったり、不満を感じることも随分と減りました。まぁそんなもんだろうと思える。
UXデザインを仕事にしているので、多くの価値観に触れておきたいとは思っています。
けれど、人の考えていることも分かるはず、なんて考えはおこがましく、せめて理解しようと歩み寄るところまでができることの限界なんだろうと、そう思うのです。
ウチヤマケンイチ