令和5年2月7日に考えたこと
人間は良くも悪くも慣れるもの
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
はじめは誤入力が多かった新しいキーボードですが、1週間ほど使ってようやく慣れてきました。
使いやすい道具でも、慣れるまでの間は使いにくさを感じるもの。そして、逆に使いづらいものであっても、慣れてしまえば意外と使えてしまったりします。
僕は仕事でウェブサービスやアプリのデザインをリニュアルをするのですが、そのときについて回るのがこの慣れの問題です。
使いやすいはずのデザインであっても、慣れの問題が色んな意見を生むのです。
僕はこれまでの経験上、使っていればじきに慣れることを知ってるわけですが、それは僕がUIデザインを仕事にしてるから。
一般的には、日頃、自分が何かをするときにそれが慣れているからできているとか、慣れてもこれはできないとか、そこまで厳密に判断していないと思うのです。
そして、優れたデザインが慣れのせいで受け入れられないことよりも実はよっぽど問題なのは、イマイチな状態に慣れてしまって問題を認識すらできなくなることだと思うのです。
それは人間の適応能力のすごさとも言えるわけですが、そのせいで「別にこのままでいい」となってしまう。そうなるとそこで進歩は止まってしまうんですよね。
自分は慣れてるから問題を感じることが無くても、他から見ればおかしなことや、他の人は困ってる場合って結構ある。
僕自身、きっと色んなおかしなことに慣れちゃっているのでしょう。
ウチヤマケンイチ