令和5年3月8日に考えたこと

スイカって塩をかけると甘くなる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

キングオブコントという賞レースがあるのですが、そのオープニングムービーがすごく格好良かったんです。
僕はお笑いが好きでお笑いの動画をよく観ているのですが、偶然観たオープニングムービーで流れてる曲が、よく聞いてみると出場する芸人さんたちの紹介になってることに気がつきました。

お笑いの賞レースのオープニングムービーやプロモーションビデオって、芸人さんたちの賞レースにかける想いみたいなものをドラマチックに表現してるのが多くて好きなんです。
これまで観たムービーに使われてた曲は既成の曲が多かったと思うのですが、オリジナルだと更に良い。
しかも曲調はヒップホップ。お笑いもヒップホップも好きだから、オープニングムービーだけでもう何回観たか分かりません。

お笑いの賞レースで芸人さんたちがやけにかっこよく見えるのは、それは普段は笑いという、ある意味で格好良さとかクールさとは逆のところで活動してる人たちだからだと思うのです。
笑いは緊張と緩和だと聞いたことがあるのですが、スイカに塩をかけると甘くなるように、対極にある要素を組み合わせると逆側が際立つんですよね。

日頃おもしろいからこそオープニングは格好良いし、格好良いオープニングだからこそ本番が更におもしろく感じるのかなと。
逆に格好良い人がかっこつけたり、おもしろい人が本当にだらしなかったりすると、残念になることもある。

ウチヤマケンイチ