令和5年6月9日に考えたこと

好きなのに強制されないと続かない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

来週、久しぶりに美術館に行こうと思ってます。
これまでほとんど美術館に行ったことがなかったのですが、突然、日本中の美術館をまわってみようと思ったのが昨年のこと。
ちょっと古いデータですが日本全国で1000館近くあることを知って、前々からやりたいと思っていた日本一周と一緒にできないかと思ったのです。

それから何館か行ったのですが結局それっきりになってしまって、憧れがあってもそれだけでは続かないなと思ったのでした。

いざ美術館に行けば、作品を見ることも、その場の雰囲気とかも、全部好きなんです。けれどその好きはどうも憧れに近いというか、どこか「美術館に当たり前に通うような人になりたい」というそんな背伸びがあるんですよね。
日本一周もそう。僕は人と比べても旅行に行かない方だと思うのですが、憧れだけはあるのです。

憧れだけでは続かないと思う一方で、僕が仕事にしているデザインについては、こちらも小さな頃から憧れていた職業でした。今では生活にすっかり入り込んでいます。
ただそんなデザインも、学生時代は美術館や旅行と同じく憧れだけで、ろくに勉強も制作もしてなかったのを思い出しました。しっかりと取り組み始めたのは、社会人として仕事にしてから。

その違いは何かと考えたら、結局はやらなきゃならない状況かどうかということ。強制されれば、元々好きなこともあって頑張れるみたいです。

ウチヤマケンイチ