令和5年6月23日に考えたこと

目的は人間にしか決められない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕は毎日ここで文章を書いているのですが、数えたら5000本くらいありました。
たぶんこれくらいの量があれば、AIに学習させることで僕っぽい文章を書くことは既に可能だと思うのです。

では明日からAIに書いてもらうのかといえばそんなことはなく、僕は頭の整理が目的で書いてるのでそれを機械にやってもらったら意味がない。
なのでどんなにAIが便利になっても、まだしばらくは自分で文章を書くと思うのです。

そういえば採用管理システムやシフト管理システムといった業務用アプリをデザインするとき、これは従業員よりもむしろAIにやってもらった方が業務がスムーズに進みそうだと思う箇所が増えてきました。
人件費を削減できることは業務アプリの1つの価値なので、今後は自ずとAIを使った機能を追加していくことになると思うのです。

ただ、いま手作業でその仕事をしている人からすれば、自分の仕事をAIに取られるのは歓迎できないと思うのです。
経営陣からすれば機械に任せられるところは任せて人件費も削減したいし、従業員からすると自分の仕事を奪われる。同じ機能の追加でも、立場が変われば評価がガラリと変わるんだということを最近身をもって感じてます。

結局すべては目的次第。それを実現するために必要ならAIに取って代わられると思うのです。ただその目的は、人間にしか決められないものだとも思ってます。

ウチヤマケンイチ